2006年07月24日

【即興演奏レッスン上級2】役者とのセッション(2)変化を起こす

インプロシアターでの演奏に慣れてきたら、「変化を受け入れる」だけではなく音楽によってストーリーや役者の感情に「変化を起こす」ことに挑戦してみましょう。

たとえば、私は音楽でこういうことをする事ができます。
・橋の上で男と女が語らっている。このふたりを音楽によって別れさせる。
・大切な友達がさらわれた。悲しんでいる子どもたちを、音楽によって、友達を捜すたびにでかけさせる。
・部屋の中を歩き回っている妻。部屋の隅で大変な物を見つけさせる。

私がこのテクニックを使うのはこんな時です。

・物語が硬直していたり、テンポが悪いなと感じて、物語を動かしたいとき
・役者の感情表現が弱いと感じたとき
・ストーリーの方向性を変えたいとき
・エンディングに持っていきたいとき
もちろん、このテクニックは多用するのは非常に危険です。下手するとミュージシャンのアイディアを押しつけることになります。しかし役者とのやりとりがうまくできてくると、非常に効果的にストーリーを変化させることができるようになります。

では、皆さんもちょっとやってみましょうか。
【練習1】
役者に対して、下記の変化を音楽で起こすとしたら、どう弾きますか。
(1)一面の花畑で遊ぶ子どもたちを仲違いさせる
(2)宝物のある部屋につづくドアをあけるのをためらっている探検隊に、ドアを開けさせる
(3)マラソン大会で競う二人の選手。Aさんを転ばせ、Bさんを優勝させる。

(えーそんなことできるの?)と思われるでしょう?
訓練を積んだインプロの役者となら必ずできます。
ホントです!
posted by 即興演奏 at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 即興演奏上級 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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